シルバーウィークいかがお過ごしでしたか?
2020年9月26日
こんにちは。さいたま市西区指扇の歯医者、加藤デンタルクリニック 歯科衛生士の栗原です。
今回はホワイトニングについてお話します。
ホワイトニングについてどのようなイメージをおもちですか?
歯が白くなり綺麗になる、芸能人がしているなど様々なイメージがあると思います。
歯科医院で行うホワイトニングは薬局などで市販しているホワイトニング用品とは全くの別物になります。市販されている物の多くは歯の表面の着色を分解し、歯を白くしていくものになり、歯科医院で行うホワイトニングは歯の表面の着色はもちろん、歯自体も中から白くするものになっています。
歯科医院で行うホワイトニングには3種類の方法があります。
1、オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院にて行う方法で、
メリットとしては使用する薬剤の濃度が高く、効果を感じるのが早く、その日のうちに歯が白くなります。
デメリットとしては高濃度の薬剤を使うため、ホームホワイトニングに比べホワイトニング終了後、歯がしみるなどの知覚過敏が出やすく、後戻りも早いです。(個人差がありますが、約3~6か月間効果持続)
当院ではオパールエッセンスBOOSTシステムを採用させていただいて、35%過酸化水素という高濃度薬剤により、短時間で効果がでて、色の白さにムラが出にくく、ライトによる光照射も不要のため、光線過敏症の方でも行える特徴もあります。またエナメル質強化のための成分も配合されており、薬剤がしみるのを抑え、エナメル質強化も期待できます。またホワイトニング後の知覚過敏発生予防のための準備や発生時の準備も行っております。
2、ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは歯科医院にて専用のマウスピースを作製し、ご自宅でホワイトニングを行っていただく方法で、
メリットとしては使用する薬剤の濃度が低く刺激も少ないため、効果が出るまでには時間がかかりますが、自然な仕上がりとなり、後戻りも少ないことです。(個人差はありますが、約6~12か月間効果持続)
デメリットとしては、1日2時間を2週間、ホワイトニングを継続していただけないと効果が実感できないため、時間に制約がある場合には適さない場合もあります。
3、デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法で、
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングそれぞれのメリットをいかして、短期間で効果を実感していただき、なおかつその効果を長持ちさせることができます。それぞれを単独で行うより効果が得られ、長期間(約1年間)後戻りしにくい状態となります。
ここからは、ホワイトニングの注意点です。
ホワイトニングはもともとあるご自身の歯の白さを引き出す処置になるため、色の白さの到達点には個人差があります。毎日ホワイトニングを行っても、どこまでも色が白くなるわけではありません。
また、処置後24時間以内は特に着色しやすいため、色素が強い飲食物(赤ワイン、チョコレート、味噌、醤油、ソース、コーヒーなど)の摂取、喫煙、強い酸性の食品(トマト、レモン、ケチャップ、カレーなど)は控えていただくことをお勧めします。
ホワイトニングはその目的やライフスタイルに合わせて行うことと、知覚過敏にならないように予防することが、大切になります。定期的なクリーニングにプラスして行っていくものお勧めですので、興味のある方はスタッフまでお声掛けください。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。