ブログ| さいたま市西区指扇で歯科をお探しの方は加藤デンタルクリニックまで

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今年1年お世話になりました。

2020年12月29日

こんにちは。さいたま市西区指扇の歯医者、加藤デンタルクリニック 歯科衛生士の岩崎です。

今回は乳児期の栄養と乳歯についてお話します。

一般的に乳児期とは出生後満1歳までを言います。そして0~5か月を「乳汁期」6か月以降を「離乳期」としています。

*身長 約50cm(出生時) ➡ 約75cm(1歳) ⒈5倍

*体重 約 3kg(出生時) ➡ 約 9kg(1歳) 3倍

乳児期の発育は身体的、精神的にも成長と発達がとても著しい時期です。この成長と伴い前回お話ししたように、【乳歯】が生え始めます。生後6~9か月から生え始め、1歳で8本、3歳頃で上下20本の乳歯が生え揃います。一般的に前歯から生えてきます。

この図のように生える順番も決まっています。生え始めてからできるケアは、歯ブラシではなくガーゼを使って始めましょう。赤ちゃんのお口のなかはとてもデリケートなので、いきなり硬い歯ブラシを口に入れようとすると痛みを感じ驚いてしまうので、小さくカットしたガーゼをぬるま湯でしめらせ、人差し指に巻き付けて。歯の表と裏を優しく拭いてあげましょう。回数の目安は1日5~6回程度で大丈夫です。

乳幼児の栄養補給法は、乳汁栄養と離乳期栄養に区分されます。

* 乳汁栄養:生後5~6か月頃まで (乳汁、育児調整粉乳)

* 離乳期栄養:生後5~6か月頃~約1歳頃まで (乳汁から固形食物への移行の栄養法)

乳汁栄養には、母乳栄養(母乳のみ) 人口栄養(粉のみ) 混合栄養(両方) があり母乳栄養の利点は、乳児にとって最適な成分組成であるため、代謝負担が少ない。また、出産後の母体の回復を促進させます。人口栄養では、いくつかの種類があります。

■調整粉乳(育児用粉乳は、母親にエネルギーや栄養バランスを近づけるように作られています。)

■特殊ミルク(様々な疾患を持った乳児には、疾患に応じた特殊ミルクが必要となる。) 例 糖質、タンパク質、アミノ酸代謝異常、アレルギーなど

■フォローアップミルク(牛乳を加工し、鉄やビタミンなどの栄養素を添加した栄養補給のための牛乳代用品)

離乳期栄養は、生後5~6か月には成長に必要な栄養素を乳汁だけでは満たせなくなるのでこの時期に必要になります。離乳によって消化液の分泌を促し、消化機能を発達させることができます。また、離乳食を食べることによって、嚥下・咀嚼機能を獲得することができます。

離乳の開始 ゴックン

・生後5~6か月頃

・母乳や育児用ミルク以外の食べ物の舌触りや味に慣れさせる。

・開始1か月間は、1日1回→1か月後から1日2回~ 米、パン、ジャガイモなどデンプン性食品を主にする。糖質の摂取開始により唾液は多くなります。

離乳開始の目安

✓首がすわりがしっかりしている

✓支えてやると座れる

✓食物に興味を示す

✓スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる

生後7~8か月頃 『もぐもぐ

・1日2回

・舌でつぶせる固さのもの

生後9~11か月 『かみかみ

・1日3回

・歯ぐきでつぶせる固さのもの。魚は白身魚→赤身、青皮魚 野菜には緑黄食野菜を加える。

生後12~18か月 離乳の完了 『ぱくぱく

・歯ぐきで噛める固さのもの。形ある食物を噛みつぶすことができるようになる。

・レバーなどで、鉄不足を補う。フォローアップミルクは離乳期から幼児期にかけて不足しやすい栄養素の補給目的で利用される。

・手づかみ食べが上手になるとともに、食具を使った食べる動きを覚える。

 

次回は、幼児期の栄養についてお話します。

年末年始は12月29日の午後から1月6日まで休診となります。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。

 

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